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 「個別最適な学び」を支える心の成長アセスメント

 「個別最適な学び」を支える心の成長アセスメント

 見出しに書いている通り、心の成長アセスメントは昨今教育界の大キーワード「個別最適な学び」を、最新脳科学を基に支えることができます。

 文部科学省は、以下のように「個別最適な学び」を紹介しています。

 新学習指導要領に基づいた児童生徒の資質・能力の育成に向けて、ICTを最大限活用し、これまで以上に「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげるとともに、カリキュラム・マネジメントの取組を一層進めるに当たり、留意することが重要と考えられる内容を新学習指導要領の総則の構成に沿ってまとめました。

 令和3年答申では以下のとおり、「個別最適な学び」について「指導の個別化」と「学習の個性化」に整理されており、児童生徒が自己調整しながら学習を進めていくことができるよう指導することの重要性が指摘されています。

 全ての子供に基礎的・基本的な知識・技能を確実に習得させ、思考力・判断力・表現力等や、自ら学習を調整しながら粘り強く学習に取り組む態度等を育成するためには、教師が支援の必要な子供により重点的な指導を行うことなどで効果的な指導を実現することや、子供一人一人の特性や学習進度、学習到達度等に応じ、指導方法・教材や学習時間等の柔軟な提供・設定を行うことなどの「指導の個別化」が必要である。

 基礎的・基本的な知識・技能等や、言語能力、情報活用能力、問題発見・解決能力等の学習の基盤となる資質・能力等を土台として、幼児期からの様々な場を通じての体験活動から得た子供の興味・関心・キャリア形成の方向性等に応じ、探究において課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現を行う等、教師が子供一人一人に応じた学習活動や学習課題に取り組む機会を提供することで、子供自身が、学習が最適となるよう調整する「学習の個性化」も必要である。

 お読みいただきありがとうございます。教育現場の先生方と「個別最適な学び」をどのように進めているかの具体はなかなか出てきません。従来の授業スタイルに個別カルテを導入したいが、働き方改革の風もあり、事務的な仕事が増えることが危惧されているのが窺えます。教育委員会も先生方も子どもたちの今と将来を思っているのは伝わってきますので、もどかしい気持ちが湧いていることでしょう。

 心の成長アセスメントは最新脳科学「自由エネルギー原理」を基に、人間の心の動き方を言語化することが可能な革新的なプログラムです。上記、「個別最適な学び」その内容としての2つ「指導の個別化」と「学習の個性化」を実現させるには、その児童・生徒の「心の状態を把握する必要」があります。その子の心の状態を、アセスメントを通じて言語化すると初めて、その子と教師が、その子と保護者が、保護者と教師が、教師同士が、その子の心の状態を共通理解できます。これは、その子の語彙力と無関係にできます。その子の心の状態を共有することで、その子が本気でしたいことは何か、その子がどうしてやる気が出ないのか、その子の迷いは何なのかなどをわかり合うことができます。その子の心の状態をわかり合うことは、その子の「個別最適な学び」への準備ができてくると言えるでしょう。その子は何がしたいのかを共有するには、その子の心の状態を共通理解するということになります。

 心の成長アセスメントは、児童・生徒の「個別最適な学び」を実現することへの親和性が高いと言えるでしょう。

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