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OUR MISSION

私たちのとりくみ

"その人の心を感じられることで実現する、愛情に溢れる教育を進化させる"

私たち人間は、心で生きる生物です。人間の赤ちゃんは、身体も心も未成熟な状態で生まれてきます。赤ちゃんは、お母さん・お父さんに抱きしめられ、たくさんの愛情が注がれることで、少しずつ育っていきます。深い愛情のもとで、支えられ、見守られ、教えられる人生の全てを脳は吸収して、人間の心は少しずつ成長していきます。

一人一人の心は、その人が生きてきた人生によって形作られています。発達障害をはじめ、人の心には先天的な影響はありますが、その人の心の内容はその人が生きてきた経験と学習に支えられています。

ライフスタイルの多様化によって、一人一人の心の状態も多様化しました。多くの人が地域のコミュニティの中で、共通の経験をしていたほんの数十年前までと比較して、学校現場も職場も大きく変化しました。

家庭の価値観、生活のスタイル、同世代・異世代との交流の経験、使用する語彙をはじめ、子どもたちの無数の経験の違いが、それぞれの子どもたちの異なる心の発達の状態を創り出しています。現在の学校は、多様な心の発達の特徴を持った児童・生徒が集団生活を行う場となっています。教育機関は、求められる教育ニーズ、心理面・社会面のサポートのニーズの急速な多様化に対応した教育を提供するという、従来よりも高度な専門集団としての役割が求められるようになっています。

職場においても、企業は社会の変化・個々人の価値観の変化に対応することが求められています。会社には、使命があり文化があり、経営があります。多様な価値観を有する社員に対して、業務や身に付けるべきスキル、さらに社員が共有・実践すべき価値観を伝え、社員の自主性を引き出していく必要があります。社員にどのように思いを伝えるか?という社員教育の難しさを実感されている企業も少なくないと存じます。この難しさを克服するのは、職員間の信頼感であると私たちは考えています。

本サービス ココミルは、これらの教育を取り巻く変化に対応するために開発されました。ココミルでは、最新の脳科学である自由エネルギー原理や構成主義的情動理論、また認知行動療法の基礎理論として知られる関係フレーム理論の知見をもとに、一人一人の心の理解を深めることを実現します。

その生徒の心の動きを理解することは、その生徒の気持ちを感じられるようになることであると思います。この子が生きている等身大の今が感じられると、教育者として・親としてどのようにこの子を支えていきたいかという愛情が湧き上がってきます。アセスメントによる理解と愛情によって、「あの先生は私の(子どもの)気持ちを分かってくれている」という信頼感を教育者と本人・保護者の間に生むことができます。ココミルは、アセスメントを通じた教育サポートによって、深い愛情に基づいた心の教育、そして勉強やスポーツなどの自己実現に貢献致します。

同様に、ココミルのアセスメントを通して、社員の境遇を知り、日々どのような気持ちで生きているかを伺い知るようになると、社員を支えたい、社員に充実した人生に生きてほしいという愛情が増すことと思います。自然な愛情が華やぐ職場においては、それぞれの社員の心に配慮した必要な指導は受け入れられ、円滑なコミュニケーションに繋がることができます。

ココミルは、脳と心の最新知を活用することで、一人一人がかけがえのない人生を謳歌するために、どのように心を育てるのか?という教育の使命に貢献することを目指します。心を分かり合い、愛情に基づいた教育がより効果的に実践されることで、多くの方の人生に貢献することを願っています。

令和6年6月吉日
NPO法人 ヒトの教育の会 理事 冨永晃輝

冨永 晃輝/KOKI TOMINAGA

NPO法人ヒトの教育の会理事。
株式会社Lyapunov代表。
医師、都立病院勤務。
京都大学工学部大学院後期博士課程在学。
最新脳科学自由エネルギー原理を活用した「心の成長アセスメント」を開発。

1995年生まれ。佐賀県鳥栖市出身。
九州大学医学部医学科卒業。

冨永 晃輝